実践運動

重点プロジェクト推進室/浄土真宗本願寺派総合研究所 "シンポジウム『ご縁』"~結ぶ絆から、広がるご縁へ~

2014年03月

  • 関東・甲信越
  • 伝道本部
  • 忘れそうになっている震災、また共有できました。ぜひこれからも継続してこのようなシンポジウム等を行っていただきたい。涙をたくさん流しました。(神奈川県・男性)
  • お坊さんたちと門信徒さんのための宗教ではなく、万人のための光であってほしい。
    今回のシンポジウムのように、宗教色を前面に打ち出さず、さまざまな闇のひとつひとつにスポットをあて、本願寺からのメッセージ、問いかけを、社会に広く発信していってほしい。(東京都・女性)
  • 再度このような心を大切にする機会を設けてください。(東京都・男性)
  • 私も"無常"を希望の始まりと信じ、頑張って生きていこうと思いました。"無常"からいただいた「ご縁」をありがたく、そして広めていければと願っています。(千葉県・女性)

これらは、東京にて開催されました"シンポジウム『ご縁』"(3月2日、東京・有楽町朝日ホール)の参加者から寄せられた感想です。
多くの犠牲を出した東日本大震災から3年、人びとの記憶から震災は風化しつつあります。復興の歩みの中で語られてきた「絆」や「つながり」を、より深く人と人が繋がる「ご縁」としてとらえ、念仏者の生き方として、自他共に心豊かに生きることのできる社会をめざすため、伝道本部重点プロジェクトの一環として、シンポジウムを開催いたしました。

◆誰かのために、「おたがいさま」の気持ち

第1部では、日本総合研究所理事長の寺島実郎先生より「人類史の中で仏教、そして親鸞-3.11の衝撃を超えて-」と題した基調講演をいただきました。「歴史の進歩に宗教はどのように関わってきたか、その中で親鸞が社会に与えた衝撃とその後の影響」についてお話されました。

第2部は、パネリストにジャーナリストの大谷昭宏さん、女優の音無美紀子さん、気仙沼市で被災された菅原文子さん、浄土真宗本願寺派総合研究所の野呂惠靖さんを迎え、コーディネーターとして総合研究所東京支所長・丘山願海さん進行のもと、パネルディスカッションが行われました。話し合いでは東日本大震災がもたらした、大きな苦しみや深い悲しみの一方で、無縁社会といわれる中「おたがいさま」という思いが見直され、苦しみの中にあって「ご縁」を通じて「自他共に心豊かに生きる」社会が開けてくると結ばれました。

このたびのシンポジウムは、多くのお申込みがあり、あっという間に500名の定員に達しました。会場を埋める参加者の方は、みなさん思い思いにメモをとるなど真剣な眼差しを向けられ、菅原さんの体験を涙を拭いながら聞く参加者も多くいらっしゃいました。

※シンポジウムの詳細は『本願寺新報』(3月20日号)を参照ください。

◆深いところでつながっている

私たちは、なんとかして力になりたい、私たちにできることは何だろうかと思いを巡らせる一方で、いつまでも「被災地」、「被災者」とは呼ばれたくないという現地の方の思いもあり、震災直後とはまた違った苦悩にも向き合っていくことが求められます。

「誰かの役に立ちたい」という思いが、その人自身の「生」への実感につながります。深いところでお互いにつながっているという「ご縁」、「縁起」に気付くことが、よりいきいきと生きることにつながるのかもしれません。

受付の様子

ロビーで東日本大震災パネル展実施

【第1部】基調講演
「人類史の中での仏教、そして親鸞-3.11の衝撃を超えて」
講師:寺島実郎先生(日本総合研究所理事長)

【第2部】パネルディスカッション
右から、菅原文子さん、大谷昭宏さん、音無美紀子さん、
野呂惠靖さん、丘山願海さん

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