実践運動

兵庫教区阪神東組西正寺 お寺が地域でできること「テラハ」と「カリー寺」

2016年12月

  • 近畿

◆お寺で語りあう会

 兵庫県尼崎市にある西正寺では、落語会や子ども対象の花まつりなど地域の人にも開かれた活動を行っています。
 その西正寺で2016年4月から「社会」をテーマに語り合う会が開催されています。この会はこれまで3回行われ、「地域コミュニティと地域のネットワークづくり」、「性的マイノリティ」、「自死対策」といった現代社会が抱えることがらをテーマに、毎回30名程の参加者が熱く語り合いました。


◆テラからはじまるこれからのハナシ

 このイベントの名前は「テラからはじまるこれからのハナシ」。通称「テラハ」。チラシとSNSで広報されますが、集まる参加者のほとんどがご門徒ではない、テラハをきっかけに初めて西正寺を訪れたさまざま世代、職業の地域の人たちです。
 西正寺の中平了悟さんは「お寺を場として、社会のこと、地域のこと、人生のことなど、自分の言葉で語り、考える機会を持てればと思っていました」と話します。
 テラハでは毎回、テーマに沿った講師が招かれます。60~90分程の講演を聞いた後、参加者は4~5人のグループに分かれて、感想や自身の思いや考えを語り合います。グループを入れ替えながら、語り合いは、90分から2時間に及びます。しかし、参加者の言葉が尽きることはありません。参加者の語りが、また別の人の思考や語りを引きだすかのように、会場は時間を経るにしたがって盛り上っていきます。終了時間にも、まだ「語り合いたい」という雰囲気が会場に残っています。
 中平さんは「この尼崎の上坂部という地域にお寺がある意味を、そして社会の中でお寺が果たせる役割を、地域の人と一緒に考え、感じていきたい」と願っています。


◆お寺でカリー

 西正寺ではさらに2016年の7月にはお寺を会場にカレーを食べるイベント、その名も「カリー寺」が開催されました。「カリー寺」では、カレーを食べるだけではなく、カレーにちなんだ音楽、トーク、チャイなども楽しみました。
 この企画は、西正寺と尼崎で地域の活動に取り組む「尼崎ENGAWA化計画」が協力し、カレーをきっかけに、できるだけ多くの人にお寺に足を運んでもらい、お寺で楽しい時間を過ごすことで、お寺や仏教、地域に、あるいは異文化にふれるキッカケになればと開催されました。
 当日は、西正寺と尼崎ENGAWA化計画だけではなく、大阪や神戸から個性豊かな6店のカレー屋さん、西正寺のご門徒、そして地域の人たちもスタッフとして協力しました。参加者はもちろん、スタッフにとっても、「カリー寺」を縁として、新しいつながりができる行事でもありました。 「カリー寺」には500人を超える人が西正寺を訪れ、カレーやお寺の雰囲気を味わい、心もお腹もいっぱいにしていました。

 お寺は地域でどんな役割を果たせるか、西正寺の地域に根ざした活動に今後も乞うご期待です。
詳しくは西正寺Facebookまで→https://www.facebook.com/seikouzan/

テラからはじまるこれからのハナシ

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グループで語り合い
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集合写真

お寺でカリー

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個性豊かなカレー
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カレーブースに並ぶ参加者
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