実践運動

東北教区 忘れない日にする~東北教区東日本大震災七回忌法要~

2017年02月

  • 東北
  • 教区

◆サロン活動をご縁にして

 東日本大震災から丸6年を目前にした2017(平成29)年2月11日、ご門主様ご臨席のもと、東北教区 東日本大震災七回忌法要が執り行なわれました。
 法要に先立って「公益財団法人 音楽の力による復興センター・東北」の協力による追悼コンサートが開催されました。この団体は、震災からほどなく仙台フィルハーモニー管弦楽団と市民有志によって結成されたものです。日常生活もままならないなか、それでも"音楽にできること"を自問自答し、避難所や街角で演奏を続け、これまでに630回を超える「復興コンサート」を開催してきました。
 本願寺仙台別院教化センターで開いているサロン活動に協力していただいたこともあり、そのご縁で今回の法要でも演奏してもらうことになりました。
 「震災直後、歌詞のある曲は、歌詞が心に届きすぎて厳しかった」と、追悼コンサートで演奏した「杜の弦楽四重奏団」のコンサートマスターは言います。しかし約6年の間に各地で復興コンサートや合唱団・歌声サロンなどの活動が行われ、お客さんの涙や笑顔、あたたかい拍手に、背中を押される経験を重ねてこられたそうです。今回のコンサートではパッヘルベルやハイドンなどのクラシック曲だけでなく、坂本九さんのメドレー、唱歌「故郷」などを演奏し、会場の参拝者と一緒に音楽を楽しみました。

◆東日本大震災七回忌法要

 引き続いての法要には、東北教区全9組の組長が出勤しました。また、京都の勤式指導所を通じて集まった全国の特別法務員有志の皆さんが、ボランティアとして、教区の雅楽会「響流会」と奏楽しました。
 会場となった本願寺仙台別院にほど近い葬祭会館・斎苑には東北教区の門信徒や僧侶を中心に約950名が参拝しました。その中には本願寺仙台別院教化センターで開催されているサロン(お茶会)に参加されている方もおられます。みんなで犠牲者を偲びながら『仏説阿弥陀経』をつとめました。誰もが、あの日のこと、あの日から今までのことなど、たくさんのことを思い返したことと思います。
 また、本年2月26日には相馬組東日本大震災物故者七回忌追悼法要がおこなわれ、3月11日には本願寺においても東日本大震災七回忌法要が営まれます。
 宗門では震災発生から1週間後には仙台別院にボランティアセンターを開設し、全国から訪れた延べ3万1,000人以上のボランティアが支援に取り組む拠点となりました。それから約6年、現在では、本願寺仙台別院教化センターでのサロンに引き継がれている活動、宗派の各部署で続けられている活動、教区で恒例となった活動とさまざまに枝分かれしながら支援が続けられています。
 日々の生活の中で、また他の災害も起こる中で、東日本大震災を思い出すことが少しずつ減ってきました。しかし、被災された方々にとっては今でも忘れられるものではありません。七回忌という節目をきっかけにして、東日本大震災で起こったこと、あの時に考えたこと、感じた「ご縁」について思い起こしてみてはいかがでしょうか。

実践事例画像_追悼コンサート
追悼コンサート
実践事例画像_奏楽員ボランティアの皆さん
奏楽員ボランティアの皆さん
実践事例画像_東日本大震災七回忌法要
東日本大震災七回忌法要
実践事例画像_みんなで手をあわせました
みんなで手をあわせました
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