今後の寺院の在り方、存続の方途について

アップリケで縁つなぎ(兵庫教区)

2016年09月

  • 近畿

(地域を問わない共同作業、ご縁つなぎ)


ある日、友人からワイシャツの生地見本をたくさん頂いたことをきっかけに、針仕事で仏徳讃嘆できないものかと、『天寿国繍帳(てんじゅこくしゅうちょう)』(奈良・中宮寺)やブータンのダルシン(経典の書かれた旗)などを先例に坊守が取り組み始めたのが「正信偈」のアップリケでありました。
文字の型紙を作り、手作業でコツコツと始めたものの、840文字を全て異なった布で、一人で作るには作業が進みません。そこで、ハワイアンキルトをされているご門徒さんにお見せしたところ、「皆で作りましょう」と手と針と糸の参加をいただくこととなりました。以降、ご参加の方には土台となる布に切り抜いた布をしつけして手渡すという方法にしました。遠くの方には郵送で協力いただけるので、地域の方から離郷門信徒の方まで、多くの有縁の方とのコミュニケーションツールにもなりました。
途中、布が足らず困っていた時には、門徒総代さんから「空き家になっている実家を整理していたら、タンスから洋服や和服などがたくさん出てきたので」と布の提供がありました。糸は縫う人から提供いただきますが、多くの方が「色を決めるのが楽しかった」「さまざまな布があって飽きない」と好評。総勢54名の方々と「正信偈」のアップリケを作り上げることができました。完成品はとてもカラフル。組や別院での布教大会で、一般寺院の降誕会で、華やかに荘厳させていただくなど使用されています。

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