イラクに対する武力行使の即時中止と平和的解決を求める声明

2003年03月19日

イラクの大量破壊兵器をめぐる問題は、遂に米国と英国の武力行使という最悪の事態を迎えようとしています。浄土真宗本願寺派は、即刻武力行使を中止し、平和的外交努力によって問題を解決するべきであると強く訴えるものであります。

浄土真宗では阿弥陀仏による救済を説きます。その阿弥陀仏の救済のはたらきは、あらゆるいのちに至り届けられています。それは自らだけでなく他のいのちも、ともに阿弥陀仏の救済のはたらきを受けるということであり、いかなるいのちも自らと同じかけがえのない尊厳をもったいのちであるということです。この教えに立脚する私たちは、いかなる理由があっても、他のいのちを奪う武力行使を容認することはできません。

浄土真宗本願寺派では、一人ひとりのいのちと人間の尊厳が大切にされる御同朋の社会の実現をめざし、非戦・平和に向けた取り組みを積み重ねてきました。私たちは、テロや戦争などの行為によって、人間同士がいのちを奪い合う愚かさを悲しみ、傷み、恥じずにおれません。

私たちは、イラクに対する武力行使の即時中止と平和的解決を強く求めます。

2003(平成15)年3月19日
浄土真宗本願寺派
総長 武野 以徳

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