首相の靖国神社参拝発言に対する抗議(全文)

2003年10月10日

2003(平成15)年10月10日

内閣総理大臣
 小泉 純一郎 様

浄土真宗本願寺派
総長 武野 以徳

首相の靖国神社参拝発言に対する抗議

10月8日、小泉首相がASEAN首脳会議に出席の際、同行記者団に対し、靖国神社参拝を今後も続ける意向を明らかにされました。去る1月14日首相の靖国神社参拝の折にも、文書にて抗議し申し述べましたが、首相の参拝は、明らかに信教の自由・政教分離の原則を規定した日本国憲法の精神に反するものであり、いかなる理由であっても決して許されるものではありません。

靖国神社は、戦争に関わり亡くなられた方を英霊としてまつり、軍国主義を推進する政府のもとで政治的意図のもと創設されたものであります。その靖国神社に参拝することは、戦争を美化し、過去のあやまちを肯定し正当化するものであります。

このたびの発言は、恒久平和の願いが込められた憲法の精神を最も遵守すべき立場にある首相の発言としてはとうてい見過ごすわけにはまいりません。

この発言に対し私たちは強く抗議すると共に、首相として速やかに靖国神社への公式参拝を中止される旨を表明されますよう要請いたします。

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