首相の靖国神社参拝に対する抗議

2004年01月01日

1月1日の首相の靖国神社参拝に対し、下記の抗議文を同日、内閣総理大臣小泉純一郎様宛てに送付いたしました。

2004(平成16)年1月1日

内閣総理大臣
 小泉 純一郎 様

浄土真宗本願寺派
総長 不二川 公勝

首相の靖国神社参拝に対する抗議

1月1日午前、小泉首相が靖国神社に参拝されたとの報に接しました。首相の参拝は、明らかに信教の自由・政教分離の原則を謳った日本国憲法の精神に反するものであり、いかなる時期にいかなる理由であっても許されるものではありません。

いうまでもなく靖国神社は、軍国主義を推進してきた人々を英霊として奉り、戦争を美化し過去の過ちを肯定した、政治的意図を持って創設された宗教施設であります。

私たちの教団も過去に国家政策に賛同して、人々を戦争賛美に向かわせ、宗祖親鸞聖人の教えに背いてきた歴史を持っています。そのことを深く懺悔すると共に、重ねて「非戦・平和」の願いに生きることを決意し、今日まで一人ひとりのいのちの尊厳が大切にされる御同朋の社会の実現をめざして取り組んでまいりました。

恒久平和の願いが込められた憲法の精神を最も遵守すべき立場にある貴職の今回の靖国神社参拝に対して、私たちは強く抗議すると共に、今後は靖国神社参拝を中止されますよう強く要請いたします。

以 上

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