アメリカ合衆国における臨界前核実験に対する声明

2010年10月18日

2010(平成22)年9月15日、アメリカ合衆国における臨界前核実験に対して、戦争のない心豊かに安らげる世界を築く基幹運動総合基本計画の推進の理念に基づき、下記の通り総長名による声明文を発表いたしました。

アメリカ合衆国における臨界前核実験に対する声明

このたびアメリカ合衆国が、オバマ政権下において初めて、9月15日にネバダ州の実験施設で臨界前核実験を行なったことを驚きと失望をもって聞きました。

このことは、「核なき世界」を提唱した昨年のオバマ大統領によるプラハ演説に対する全世界の人々の期待を裏切るものであり、結果として、核抑止力による核政策の継続と新たな核兵器の開発につながる危惧を感じざるを得ません。

私たち浄土真宗本願寺派では、宗祖親鸞聖人の「世のなか安穏なれ、仏法ひろまれ」と願われたおこころを受け継ぎ、戦争によって人間同士が互いにいのちを奪い合う行為を恥じ、一人ひとりのいのちの尊厳が大切にされる御同朋の社会をめざして、一日も早く、恒久平和の訪れることをねがい、非戦・平和に向けたさまざまな取り組みを進めています。

アメリカ合衆国が、あらゆる核実験の即時中止と、核兵器の廃絶に向けた積極的な取り組みを進めるよう強く求めます。

2010年10月18日

浄土真宗本願寺派総長
橘 正信

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