戦後70年 シンポジウム
「宗教と平和―中東とチベットの現実から問う平和への道―」開催

2015年06月23日

趣 旨

 戦後70年を迎える今年。戦後、浄土真宗本願寺派は一貫して平和問題に関わってきましたが、戦争経験が風化していく中、この70年目という年を特別な時であると考え、7月から9月にかけて、各地で種々の平和の企画を開催する予定にしております。そうした活動の中、7月25日に、築地本願寺においてシンポジウムを開催します。「宗教と平和―中東とチベットの現実から問う平和への道―」というタイトルで、紛争の現実という視点を失うことなく、平和と宗教の問題、さらに平和の実現に向けて何ができるのか、何を準備すべきなのかといった課題について議論したいと思っております。

 今回は、特に中東(ISの現状)とチベット・ネパールにおける問題を専門家の方々にご教示いただき、それを元に、宗教の持つ課題、教団や宗教者の果たすべき役割、さらに日本のおかれている現状について考えたいと思います。
  日本でもグローバル化が進み、中東で起きている紛争や世界各地の宗教が関係する内戦等も、他人事ではなくなってまいりました。また安全保障をめぐる状況が著しく変化しており、本当の意味で平和構築に関与していくために何が必要かということについて、正確な情報に基づいて、冷静に考えるべき時期が到来しているようです。

 紛争の現実をお聞きしながら、会場にお集まりになった方々と共に、平和の意味を問い直し、平和への具体的な一歩を踏み出したいというのが、主催者の思いであります。

名 称

シンポジウム「宗教と平和―中東とチベットの現実から問う平和への道―」

日 時

2015(平成27)年7月25日(土) 13:30~16:00

1、開会
2、提言Ⅰ
3、提言Ⅱ
4、提言Ⅲ
   ~途中休憩~
5、討論
6、閉会

場 所

築地本願寺<東京都中央区築地3-15-1>

※ご来場の際は公共交通機関をご利用くださいますようお願いします

定 員

500名(参加費無料・申込不要)

提言Ⅰ

伊勢崎 賢治 氏(東京外国語大学総合国際学研究院 教授)

 1957年生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。国際連合平和維持局ニューヨーク本部主催DDR特別運営委員会日本政府代表、国連東ティモール暫定統治機構上級民政官、国連シエラレオネ派遣団、国際連合事務総長副特別代表上級顧問兼部長、立教大学21世紀社会デザイン研究科教授、日本主導で行われたアフガニスタンDDRを指揮。

 NGO・国際連合職員として、世界各地の紛争現地での紛争処理や武装解除などに当たった実務家としての経験を持ち、「紛争屋」を自称。現在は大学教授として教務する傍ら、評論家としてメディアにも出演しており、「紛争解決請負人」とも呼ばれる。東ティモール、シエラレオネなどの地域において、紛争解決の実務にあたる。

≪主要著書≫

『武装解除―紛争屋が見た世界』(講談社現代新書、2004年)
『自衛隊の国際貢献は憲法九条で―国際平和維持軍を統括した男の結論』 (かもがわ出版、2008年)

『紛争屋の外交論―ニッポンの出口戦略』(NHK出版、2011年)

『日本人は人を殺しに行くのか―戦場からの集団的自衛権入門』 (朝日新聞出版、2014年)

『当の戦争の話をしよう―世界の「対立」を仕切る』(朝日出版社、2015年)

提言Ⅱ

池内 恵 氏(東京大学先端科学技術研究センター准教授)

 1973年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程単位取得退学。その後、日本貿易振興会アジア経済研究所研究員、国際日本文化研究センター准教授・総合研究大学院大学准教授、アレクサンドリア大学(エジプト)客員教授、ウドロー・ウィルソン国際学術センター客員研究員、ケンブリッジ大学客員フェローを経て、現職。

 現代の国際社会においてイスラム教が政治的な集合行動をもたらす過程を、理論的にまた歴史的に研究する。2002年第2回大佛次郎論壇章(『現代アラブの社会思想』)、2006年第5回毎日書評章(『書物の運命』)、2009年サントリー学芸賞(『イスラーム世界の論じ方』)を受賞。

≪主要著書≫

『書物の運命』(文藝春秋、2006年)

『イスラーム世界の論じ方』(中央公論新社、2008年)

『中東 危機の震源を読む』(新潮選書、2009年)

『イスラーム国の衝撃』(文春新書、2015年) 

『「アラブの春」とは何だったのか』 (東京大学出版会、2015年)

提言Ⅲ

定光 大燈 氏(DIC事務局、浄土真宗本願寺派比婆組西楽寺住職、同組副組長、備後教区賦課金等調整委員)

1949年広島県生まれ。 龍谷大学大学院文学研究科仏教学専攻博士課程後期中途退学。主にネパールやインドに難民として定住しているチベット人を支援する難民支援活動に従事している。

≪主要業績≫

『迦羅羅法話集⑥ おかげさまの「いのち」』(探究社、2006年)

「インドで赤髪を見た」(『大法輪』1992年12月号)

「ダーナ・インターナショナル・センターの活動」 (広島部落解放研究所『部落解放研究』第1号、1994年)

主 催

浄土真宗本願寺派

お問い合わせ

・浄土真宗本願寺派総合研究所

 〒600-8349 京都市下京区堺町92

 浄土真宗本願寺派伝道第三本部 浄土真宗本願寺派総合研究所

 TEL 075-371-9244 FAX 075-371-5761

・所務部<文書担当>

 〒600-8501 京都市下京区堀川通花屋町下ル

 浄土真宗本願寺派宗務所内 所務部<文書担当>

 TEL 075-371-5181(代) FAX 075-351-1372

『戦後70年 シンポジウム「宗教と平和―中東とチベットの現実から問う平和への道―」』チラシPDF

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