親鸞聖人750回大遠忌法要は無事円成いたしました。多くの方々のご参拝、誠にありがとうございました。

プロフィール

キッサコ 道

安穏灯火リレーのテーマソング「道」。
演奏は、作詞・作曲を手がけ、2004年度に本願寺聞法会館において7回にわたりライブを開催し好評を博した男性3人のボーカルユニット「キッサコ」。2003年から京都を中心に活動を続け、幅広いファン層をもつグループ。灯火を繋ぐ熱い気持ちを表現した若年層向けの歌を依頼し、制作いただきました。
テーマソング「道」とカップリング曲「からたちの心」の2曲を収録したCD『道』は本願寺出版社で販売(1,050円)。
■ キッサコ / 演奏
薬師寺寛邦、麻生優作、山元サトシからなるボーカルユニット。薬師寺、麻生、元メンバーの田中まさやは、2003年「キッサコ」を結成。2003年7月、京都・建仁寺禅居庵にて行われたライブ&アートイベント出演したことがきっかけで、それより京都の寺院を中心にライブ活動を始める。同年、シングル『ハイム~郷愁~』を発表。2004年、京都の美しい風景を描いた『花街』を発表。その年、本願寺聞法会館にて、2ヵ月に1回、ライブイベントを開催。生け花、書、紙芝居など、日本の伝統文化との様々なコラボレートする。(全7回)2007年、ヤマハミュージックコミュニケーションより『拝啓 君へ』で、メジャーデビュー。同曲が「weeklyぴあ」CD満足度ランキングにて2位を獲得、FM横浜・FM石川・文化放送で推薦曲、ヘビーローテーションとなる。2008年7月、2ndシングル『こころひらり』をリリース、AIR PLAY CHARTにて4位、「weeklyぴあ」CD満足度ランキングにて7位を獲得する。同年8月、初のフルアルバム『喫茶去』をリリース。しかし2009年に入り、田中が病気療養のため脱退。それを受け一時「キッサコ」としての活動を休止していたが、同年6月、新メンバーに山元サトシを迎え、新生「キッサコ」として活動再開する。
「キッサコ」(喫茶去(きっさこ))とは、禅の言葉で、“お茶でも飲んでゆっくりしてください"の意。
■ 薬師寺寛邦(やくしじ・ひろくに) / 「道」作詞・作曲
1979年、愛媛県生まれ。ギター、ボーカル担当。2007年11月、ボーカルユニット「キッサコ」としてメジャーデビュー。主な作品に『ハイム』『拝啓 君へ』ほか。現在、イロハレコード所属。

「道」

どこまでもどこまでも 続く この道の向こうに
信じてる 信じてる場所が きっと僕らを待ってる

生まれた時からみんないっせいに走り始めている
幾つの出会い 追い越して幾つの別れに 追い越されて
僕らは何を残せてるのだろう
いったい何処へ向かっているのだろう

夢なんてすぐに見つからない
行き先なんてわかるはずもない
何度も間違ってばかり 何度も立ち止まってばかり
でもね、それは遠回りじゃない
ひとりにひとつしかない道なの

だからそのままでいいよ 自分を信じてゆけばいいよ
嗚呼 今日もまた日が昇る
どこまでも どこまでも 続く この道の向こうに
信じてる信じてる場所が きっと僕らを待ってる

ふと振り返れば 広がるモノクロの景色
その中で輝いてるのは この足でしっかり歩いた道
「わたしらしく生きていたい」
「あなたらしく生きてほしい」

いつか誰もが訪れるこの道の終わりが来るまでは
そう、やれるだけやってみよう 一度きりのこの人生を

悲しみも 苦しみも すべて乗り越えた時 変わる
喜びとひとつになって 明日へ踏み出せるチカラになる

どこまでも どこまでも 続く この道の向こうに
信じてる 信じてる場所が きっと僕らを待ってる