○子ども・若者ご縁づくり推進室設置規程
平成26年3月21日
宗則第1号
(設置)
第1条 親鸞聖人750回大遠忌宗門長期振興計画基本規程(平成17年宗則第8号)に基づく宗門長期振興計画の重点項目として推進される「次代を担う『人』の育成」に関し、その成果をふまえ、総局のもと、子ども・若者を対象とした「ご縁づくり」の企画推進及びその活動支援を主とした、さらなる重点的かつ継続的な推進展開を図り、もって、宗門の目的達成に資するため、総局に、子ども・若者ご縁づくり推進室(以下「推進室」という。)を設ける。
(特別部門)
第2条 推進室は、宗務部門組織規程(平成24年宗則第12号。以下「組織規程」という。)第5条第3項の規定による特別部門とし、他の宗務部門との密接な連絡提携のもと、常に内外状況の把握と適応に努め、その成果を挙げるよう運営されなければならない。
(所掌事項)
第3条 推進室は、次の事項をつかさどる。
一 各寺院その他におけるキッズサンガをはじめとする子ども・若者へのご縁づくり(以下「ご縁づくり」という。)活動の拡充及び推進に関すること。
二 「ご縁づくり」活動にかかる情報の収集及び発信に関すること。
三 「ご縁づくり」活動にかかる全国及び地方行事等の企画推進及び協力態勢に関すること。
四 「ご縁づくり」活動にかかる他の宗務機関及び宗務部門との連絡調整に関すること。
五 前各号のほか、必要なこと。
(マネージャー)
第4条 推進室に、「ご縁づくり」活動の推進に当るため、マネージャー若干人を置く。
2 マネージャーは、専門的知識を有する者のうちから、総長が委嘱する。
3 マネージャーの任期は、2会計年度とし、再任されることができる。
(「ご縁づくり」活動推進会議)
第5条 推進室に、「ご縁づくり」活動の推進に必要な事項について協議するため、「ご縁づくり」活動推進会議(以下「推進会議」という。)を置き、前条のマネージャーで組織する。
2 推進会議に、委員長1人を置き、マネージャーのうちから総長の指名する者をもって充て、会務を統理する。
3 推進会議は、必要のつど、次条に定める室長が招集する。
4 推進会議は、必要に応じて、専門的知識を有する者その他宗務関係者を招致し、その意見を聞くことができる。
(室長)
第6条 推進室に、室長1人を置き、総長が任命する。但し、必要により、宗会議員のうちから任用することができる。
2 室長は、所属職員を指揮監督し、推進室の所掌事項を統括する。
3 室長の任期は、2会計年度とし、再任されることができる。
4 室長は、宗務所員勤務規程(平成24年宗則第26号)第3条第2項に規定する特別職とする。
(職員)
第7条 推進室に、部長1人及び事務職員若干人を置き、その配属及び補任については、組織規程第3章第2節及び第4章の規定を、それぞれ準用する。
(宗達への委任)
第8条 この宗則の施行について必要な事項は、宗達で定める。
附則
1 この宗則は、平成26年4月1日から施行する。
2 この宗則施行の際現に宗門長期振興計画推進対策室の事務部門において処理し、又は推進中の寺院活性化及びキッズサンガに関連する事項及びその成果等については、すべてこの宗則による推進室が引き継ぐものとする。
3 第1項の規定にかかわらず、総局は、この宗則の施行に必要な準備措置を講じることができる。