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第3連区ビハーラ研修会 ビハーラ京都30周年記念大会の配信について

宗派ニュース2022.03.29

私たちのビハーラ活動は「生・老・病・死」の苦しみや悲しみを抱えた人々を全人的に支援するケアであり、「願われたいのち」の尊さに気づかされた人たちが集う共同体を意味します。
今日、私たちが暮らす社会は、多様に変化し、その課題は多岐にわたります。ビハーラ活動の方向性に、「広く社会の苦悩にかかわるビハーラ」と位置づけられており、その中で、「ビハーラ活動は、宗派を超えて、広く人々の苦しみや悲しみに関わっていく活動です。阿弥陀仏の本願は、苦悩を除く法としてすべてのものに等しくとどけられています。ここに人生の依りどころを見出した私たちは、御同朋として、孤独や不安のなかにある人々に共感し、苦悩を和らげるために活動します。」とあるように、社会の中で支援を必要とされている場に広く関わっていくことが求められています。
今年度は、第3連区(近畿)ビハーラ研修会を開催するにあたり、ビハーラ京都30周年記念大会を併催し、「念仏者の生き方に学ぶ」をテーマに、現代社会における関わり方についての学びを深め、ビハーラ活動における実践を広げてゆく機縁とさせていただきます。

ビハーラ京都30周年記念大会

1992年12月に結成された「ビハーラ京都」は2022年に設立30周年を迎えます。ビハーラ活動の理念に「あらゆるいのちは、はかなくも、かけがえのないものです。そのいのちのかけがえのなさに目覚め、お互いが御同朋として思いやりあうところに、仏教徒の生きる姿勢があります。」とあります。設立から長い時間の中で社会も実践活動も大きく変化をしてきました。殊に病床等における実践は多岐にわたってきています。そこにあふれる「よりそう」という言葉が指し示すことは何なのでしょうか。ビハーラ活動者としてのよりそい方・関わり方を共に考え、学ぶことができる研修会として参ります。

開催方法

収録動画をYouTubeにて期間中限定配信いたします

配信期間

2022(令和4)年3月中旬~2022(令和4)年6月末日

内容

開会式   京都教区教務所長 挨拶・ビハーラ京都役員 挨拶

記念講演  講題 「念仏者の生き方に学ぶ」~人々の苦悩に寄り添う活動~
      講師 黒川 雅代子(龍谷大学短期大学部社会福祉学科教授)

パネルディスカッション

<パネリスト>
 黒川 雅代子・田中 至道(医療法人徳養会沼口医院認定臨床宗教師)
 小野木康雄(文化時報社代表取締役社長・主筆)
<コーディネーター>
 柱本 惇(ビハーラ京都会員、あそかビハーラ病院ビハーラ僧)

閉会式   次回開催教区ビハーラ奈良代表 挨拶
対象    ビハーラ活動に興味ある門信徒・僧侶・寺族・西本願寺医師の会・本派高施協会員施設職員
※活動されている方も受講いただけます。

参加費

無料

参加申込

案内チラシのQRコードもしくは下記URLから申し込みください。
動画配信日より申し込み者にメールにて収録動画のURLを送付いたします。
申し込みURL:https://forms.gle/J54ccxatjDyy9xhg6

主催

浄土真宗本願寺派 ビハーラ活動推進委員会

主管

第3連区ビハーラ(滋賀・奈良・大阪・和歌山・兵庫・京都)

お問い合わせ先

京都教区教務所(開催担当教区)
〒600-8334
 京都市下京区油小路通花屋町上ル西若松町249
 TEL:075-371-6981