地域での活動レポート

実践運動東京教区委員会 「新型コロナウイルス あなたにはどのように見えていますか?」

関東・甲信越2020/08/25
  • 教区活動

◆新型コロナウイルス感染拡大の中で

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、私たちの生活や意識が一変しました。亡くなる方が増え続け、高齢者をはじめ多くの人たちが感染への不安を抱えて生活しています。

 学校へ行けず友達に会うこともできない子どもたちや、大人たちの中には仕事を失い経済的に貧窮している人もいます。また、予防に努めることで疲弊している人がいる一方で、このウイルスによる差別や暴力が生まれていることは非常に悲しいことです。

◆メッセージを動画に込めて

 そんな中、「御同朋の社会をめざす運動」(実践運動)東京教区委員会(黒田正宣委員長)が、新型コロナウイルスの影響下にあるすべての人たちへメッセージを届けたいと、動画「新型コロナウイルス あなたにはどのように見えていますか?」を作成しました。

 私たちの生活や意識を一変させた新型コロナウイルス感染症。一日も早い終息が望まれますが、本当にこのウイルスは、私たちにとって脅威であり悪いモノ、価値がないモノ、それだけなのでしょうか。

 動画では、このウイルスを違った角度から捉えることにより、私たちが普段考えないことを考え、気づかされたことを伝えています。

 ウイルスによって......
 「死を近くに感じ生きる意味を考えます」
 「老と向き合い高齢者を大切にしようと思います」
 「病の辛さを知り、医療従事者への感謝が生まれます」
 「無い物ねだりをする欲深い自分が見えてきます」
 「みんなと会えなくても繋がっている喜びがわかります」
 「敵ばかりつくり、おかげさまの心を忘れてしまう自分を思い出します」
 「どこまでも自分中心に生きている毎日と向き合います」
 「いままで当たり前だと思っていた日常が有り難いものだったと気づかされます」

 さて、あなたには新型コロナウイルスがどのように見えていますか?

 実践運動東京教区委員会は、「この動画を一人でも多くの方々にご覧いただき、いろいろなことに気づいてほしい」と語ります。

 ※動画は、浄土真宗本願寺派東京教区教務所のホームページでご覧いただけます。

  「新型コロナウイルス あなたにはどのように見えていますか?」
  ( https://tokyo-hongwanji.jp/movie/covid19/ )

【お問い合わせ先】

 浄土真宗本願寺派 東京教区教務所
 東京都中央区築地3-15-1 築地本願寺内
  TEL:03-3541-1666
  FAX:03-3546-1860