たいせつな〝いのち〟だから
2020/04/06
4月8日は「はなまつり」。お釈迦さまのご誕生をおいわいする日です。
お釈迦さまは、ルンビニーという花ぞのでお生まれになりましたが、お釈迦さまが誕生されたとき、花がいっせいにさき、空からはあまい雨がふったといいます。ですから、はなまつりにはきれいなお花をおそなえし、お釈迦さまの「誕生仏」(お釈迦さまが生まれられたときのおすがたの像)にあま茶をかけておいわいするのですね。
その誕生仏はお釈迦さまが生まれてすぐに、うえの(天)とした(地)をゆびさして、「私もあなたも、たったひとつの、かけがえのない〝いのち〟をいきています」とさけばれたようすをあらわしています。
お釈迦さまは、「この世界にいらないいのちなんて、ひとつもないんだよ」と私たちに伝えたかったのです。
私たちは、おとうさんやおかあさん、おともだちとであうために生まれてきました。だれかをきずつけたり、きずつけられるために生まれてきたのではありません。
だからみんな、どうかじぶんのことも、おともだちのことも大切にしてくださいね。