深く知る、仏事・行事

お盆迎える心持ち

2020/07/01

 「お盆には、特別な準備が必要なのでは・・・」
 大切な方を亡くして初めて迎えるお盆。どう迎えていいのだろうかとインターネットで検索したり、本を探す人も多いのではないでしょうか。ネットには「お盆のお供え物のしきたり」「お盆の供養の仕方」・・・など、いろんな宗旨、はたまた会社などの情報があふれています。
 でも、ご安心ください。
 浄土真宗にご縁のある方々は、お盆を迎えるための"特別な準備"は必要ありません。
 お念仏のみ教えをいただき、仏さまの国(浄土)に生まれた亡き方々は、阿弥陀仏とともに、大いなる慈悲の心で、迷いの中で苦しむ私たちを、いつも見守ってくださっているのです。そして、さまざまなご縁を通して私たちを仏前にいざなってくださっています。ですから、亡くなった方々の罪障ざいしょうを除き、冥福めいふくを祈るために行う「追善供養ついぜんくよう」は必要ありませんし、精霊しょうりょう棚、施餓鬼せがき棚もいりません。
 亡き方の恩に感謝し、仏さまの救いにあい、お浄土に先にいかれた方々と、やがてはお浄土であえるというみ教えを聞いていくのが浄土真宗です。その仏さまを「南無阿弥陀仏」といいます。
 お念仏をとなえ、み教えを喜ぶ身になってほしいという、亡き方たちの願いを聞いていっていただきたいのです。ぜひとも、お寺で行われる法要、家庭でのお盆参りで法話を聞いてください。そして、仏さまのお話を通して、わが身を振り返る大切な機会にしていきましょう。

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