寺院サポート講座│東京教区栃木南組安養寺
ご門徒との繋がりを強くするため改革中
2021年度受講東京教区栃木南組安養寺 寺院後継者 中臣 拓さん
お寺とご門徒との繋がりの希薄さが、自坊の一番の課題でした。月2回の常例法話会がありますが、来られる方は少なくいつも決まった方々。初めてお顔を拝見するのがお葬儀、という方が少なくない、そんな状況でした。お寺を広く知ってもらい、ご門徒や社会との繋がりを強く持つために何をすべきか、解決の糸口を見つけるために「悩んだらとりあえずやってみる」そんな気持ちで受講をスタートしました。 講座を通していく中で「自分がすべきことは何か」具体的なビジョンが少しずつ浮かび上がっていきました。この講座の特徴は、一方的に話を聞くだけでなく、練り上げた考えを共有したり、同じ悩みを抱える方々と話す時間が多くあることかと思います。アウトプットすることで自分の考えがまとまり、モチベーションにも繋がりました。 現在、工事が進む本堂改修の様子をSNSで公開したり、寺族間での情報共有やご門徒との繋がりを強くするためのDX化を進め、本堂落成(ハード面)と共に、ソフト面を改革中です。
