地域での活動レポート

門徒から住職の誕生(四州教区)

中国・四国2015/08/13
  • 寺おこし事業

(世襲だけでない後継者のあり方)

 仏教に興味があり、中央仏教学院の通信教育で学びを深めていたところ、後継者が不在だった所属寺院住職から「この寺院の後継者になってほしい」と。
 当時、地元消防署の職員という仕事を持ちながら、11日間の得度習礼、10日間の教師教修の時間を作り教師資格を取得。前住職は教師資格取得後に亡くなられたため、組長がおつとめの研鑽などをサポート。教区が実施する僧侶研修会も大切な学びの場であったとのこと。
 現在、消防署長を経て、町会議長としての重責を担いつつ、高齢化している地域住民に対し広い視点をもって活動をされています。

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