つきじYBA 築地本願寺で謎解き脱出ゲーム

◆築地本願寺で歴史・文化・仏教・真宗の教えに触れてみよう
今まで浄土真宗や築地本願寺にご縁のなかった若者を対象に、歴史・文化、また仏教や真宗の教えに触れることで親しみと関心を持ってもらうおうと、2016(平成28)年6月26日に、仏教青年会「つきじYBA」主催のもと、謎解き脱出ゲーム「天才建築家伊東忠太からの挑戦状」を開催しました。
このゲームはさまざまな難題を解きながら、ゴールをめざす体験型ゲームです。3月に初めて催したところ大変好評で、今回は2回目。キャンセル待ちの状態が続くほどの大人気で、15歳以上の176人の若者が築地本願寺に集まりました。
◆伊東忠太博士からの挑戦状
ゲームは参加者がツアー客となり、タイムスリップした建物の中には、謎を解かなければ時空空間の狭間から脱出できないという設定。普段入ることのできない夜の築地本願寺で開催したため、昼間とは違った顔を見ることができ、堂内の細部までこだわった演出はアミューズメントパークの中にいるようです。
本堂に大型スクリーンを設置し、そこに「伊東忠太博士からの謎」と題された映像でスタート。参加者は築地本願寺内に散りばめられた謎を一問一問解き進みます。知恵を絞り、頭を抱えながらゴールに向かう姿はどの顔もとても真剣。見事、ゴールにたどり着くことができた参加者は約7割。残りの3割は未だにゴールできずに時空空間をさまよっているかもしれませんね。
クオリティーの高さに参加者は大満足! 大興奮の熱は冷めなかったのか、終了後にツイッターなどのSNSに思い思いの記事を投稿いただき、大いに盛りあがっていました。
◆築地本願寺での多彩な取り組み
築地本願寺は浄土真宗の教義をひろめ、心豊かな人生や社会づくりへの首都圏の拠点として、法話・講座やコンサート、婚活パーティなどのイベントを開いています。また今年5月よりサテライトテンプル銀座サロンも開設しました。
築地本願寺は重要文化財に指定され、伊東忠太博士の感性が詰まった建築物です。外観はインド様式の建築で、内部に入るとお内陣こそは真宗寺院の伝統的な作りですが、外陣はステンドグラスで飾られ、パイプオルガンも設置されるなど、和洋折衷の雰囲気です。
皆さん、ぜひとも築地本願寺にお参りください。
「伊東忠太博士」からの挑戦状