地域での活動レポート

本願寺出版社 仏教書の電子書籍化を開始!

近畿2015/02/10
  • 宗派活動

◆時代のニーズに応えていく

 本願寺出版社では、2014年9月19日より、浄土真宗入門書をはじめとする最近の好評書籍10冊を皮切りに、続々と電子書籍を配信しています。
 紙を用いない電子書籍は、タブレット、パソコンやスマートフォン、専用の端末などを利用して読むことができます。
電子書籍は、インターネットの電子書店を通じて購入できるので、ネット環境があればどこででも入手できる手軽さや、端末や書籍によって検索機能や辞書機能を活用できるなど、読書の幅を広げるものとして近年普及が進んでいます。
 本願寺出版社に寄せられる要望の中にも「電子書籍の発行を」という声が高まっており、文書伝道の新たな発信の場として検討・推進してきました。
 また、これまで要望がありながらも紙媒体では再版が困難であった絶版書籍についても、電子書籍として発行することが可能になるなど、多様なニーズに応えられることが期待されます。

◆新たな層へ仏教を身近に感じてもらいたい

 本願寺出版社の電子書籍は、AmazonKindle(アマゾンキンドル)ストア・楽天Kobo(コボ)イーブックストア・iBook(アイブック)ストアなどインターネット上の電子書店18社で販売されています。
 これまで仏教書を読むことのなかった人にも、電子書籍がそのきっかけとなることを願っています。大谷光真前門様ご著書をはじめ、現代語訳された聖典や精進料理のレシピ本、浄土真宗の入門書などが好調な売れ行きとなっています。
 今後も、順次既刊書籍の電子化を進め、発行していきます。仏教書の取扱書店の少ない地域の方や幅広い年代の方にも浄土真宗に親しんでいただけるよう、アプローチを進めていきます。