地域での活動レポート

山口教区下関組 ~「お寺の日」をご縁に~

中国・四国2014/05/10
  • 寺院活動

◆下関組ホームページを開設

下関組は、重点プロジェクト実践目標として「日常の寺院活動:地域につながる人と人とのつながりの育成」を掲げました。
この目標達成に向けて、まずはお寺がどこにあるか、お寺でどのような活動が行われているかをより多くの方に発信していく必要があると考えて、平成24年9月に下関組のホームページを立ち上げました。

ホームページでは、地図に組内全寺院の所在地をマークし、クリックすると各寺院の外観や住所、アクセス方法、ご法座や行事等の活動内容が確認できるようになっています。また、「今月の法座のご案内」ページを設け、組内全寺院のご法座を取りまとめることで、どなたにも気軽にお参りしてもらえるように案内しています。

◆毎月16日は「お寺の日」

平成26年1月からは、目標達成に向けた新たな取り組みとして、親鸞聖人ご命日をご縁として、毎月16日を「お寺の日」と定め、全寺院で仏旗を掲揚し、各寺院が工夫を凝らした行事を行っています。

あるお寺では、「お寺の日」をきっかけとして、地域の方を対象に20年ぶりに写経会を始めたところ、当時を懐かしむ方がたの参加も数多くあり、法話や写経を通して、『正信偈』に親しんでいただいています。

また、あるお寺では、保育園のお誕生日会を「お寺の日」に行い、仏さまに手を合わせた後、お斎を食べてもらったり、お掛け軸を見ながら親鸞さまのお話をしたり、さまざまな体験を通して、仏縁にあってもらっています。

めざすところは同じですが、それぞれの地域に合わせた関わりを大切にしたいとの願いから、各寺院が独自の企画を立てて実践しています。それを、毎月の法中会において、各寺院の活動状況や課題を報告し合い、「お寺の日」がよりよい活動になるよう情報交換を行っています。

今後も、「お寺の日」をご縁として、お寺と地域の人とのつながりが深まり、寺院活動が活性化することを期待しています。

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