地域での活動レポート

重点プロジェクト推進室 西本願寺みんなの笑顔食堂(学習支援)『笑顔塾』を開催

近畿2021/12/24
  • 宗派活動

◆子どもたちの居場所づくりの一環として

 実践目標「<貧困の克服に向けて~Dāna for World Peace~>-子どもたちを育むために」の活動の一環として、2019年より宗務所全体で取り組んでいた「西本願寺みんなの笑顔食堂」は、新型コロナウイルス感染症感染拡大のため、毎回100人以上の参加がある食堂形式は、感染予防の観点から休止せざるを得ない状況が続いていました。

 新型コロナウイルス感染症感染が拡大していた2020年は、「西本願寺みんなの笑顔食堂」の活動の一環として、聞法会館地下1階にある「がんこ西本願寺別邸」の協力を得て、お弁当を安価に販売する取り組みや、ライオンズクラブ国際協会335-C地区の協力を得て、お弁当の無料配布を行ってきました。

 感染状況が落ち着きつつある中、子どもたちの居場所づくりの一環として何かできることがあるのではないかと考え、このたび、2021年11月に学習支援として第1回『笑顔塾』を京都南ライオンズクラブの協力を得て、開催することができました。

◆『笑顔塾』の内容

 『笑顔塾』の開催に際しては、感染症対策として、マスクの着用・検温・アルコール消毒等徹底して行います。西本願寺聞法会館を会場に、20人を上限として小学1年生~6年生の子どもたちを受け入れます。小学校が休みである週末の午前9時半にオープンし、宿題など自由に勉強できる場所を提供し、勉強する中でわからないことがあれば、ボランティアスタッフとして参加する龍谷大学の学生や平安高校の生徒が"先生"となり、優しく丁寧に教えます。

 勉強が終わった子どもたちはボランティアスタッフとトランプで遊び、また、スタッフが考えたゲームなどをして自由に楽しみ、大いに盛り上がります。

 そして、12時に京都南ライオンズクラブより無償提供いただくお弁当を配布します。毎回贈呈式を行い、御本尊にみんなで合掌するところから始めます。京都南ライオンズクラブから子どもたちへご挨拶いただき、一人ひとりに手渡し、みんなでお礼を言って終了です。

 2021年11月の第1回、12月の第2回の『笑顔塾』では、子どもたちは想像以上に集中して勉強に取り組み、実際にわからないことがあれば"先生"に質問をして、問題を一緒に考える姿が見られました。

 また、第2回『笑顔塾』のお弁当贈呈式の際、京都南ライオンズクラブ会長の町田浩一さんより、「ライオンズクラブは少しでも人のお役に立てる活動を行っています。みなさんも将来、何か人の役に立ちたいと思ったときに行動ができる人になってください」と未来を担う小学生たちにエールを送られました。

◆今後も継続して開催

 新型コロナウイルス感染症の感染が確認されてから、2年余りが経とうとしていますが、蔓延する前に当たり前だと思っていた日常に数多くの制限がかかり、子どもたちの日常も激変しました。そんな新しい日常の中で、子どもたちが安心して過ごすことのできる居場所作りが必要です。『笑顔塾』は、多くのボランティアと支援で成り立っています。開催して間もないものですが、徐々に地域に浸透し、可能な限り子どもたちを育む活動ができればと考えています。

 引き続き、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえながら、子どもたちの笑顔が増える活動をできることから取り組んでいきたいと思います。