地域での活動レポート

大分教区玖珠組 新米を子ども食堂や困窮家庭へ寄贈

九州・沖縄2025/01/24
  • Dāna for World Peace

◆組重点プロジェクトの取り組みとして

 大分教区玖珠組(くすそ)実践運動推進委員会(時松賢恵委員長)は、2024年、組の重点プロジェクト「<貧困の克服に向けて~Dāna for World Peace~>-子どもたちを育むために-」の一環で、特産の玖珠米420キロを地元の大分県玖珠町と九重町の社会福祉協議会を通じて、玖珠町・九重町7カ所のふれあい食堂(子ども食堂)や困窮家庭に届けました。 この取り組みは2022年から始めて3回目になります。秋の収穫期に「一升のお米をご寄付ください」と書いたチラシを組内寺院に配布して、彼岸法座の参拝者などに協力を呼びかけます。今季は米の不足や値段高騰が報道されましたが、例年より100キロ以上多い新米が集まりました。

 玖珠組の胤末(たねすえ)宣明組長は、「私たちの地域も米農家は減少しているが、たくさんの協力をいただいた。実践運動を通して子ども食堂や貧困問題への関心も深まっている。これからも継続した活動にしていく」と話しています。

 

※本願寺新報[2025年1月20日号]に同内容の記事を掲載しております。