
「世のなか 安穏なれ」は、親鸞聖人が不安と争いの時代にあって、念仏者のめざす道を示されるなかで述べられた言葉であります。

	戦争への危機感やいのちの軽視、倫理観の欠如などに伴う出来事が相次ぐ現代社会にあって、私たち一人ひとりが自己中心のこころを反省して、
	同じいのちを生きている相手の存在に気づくことが求められています。
自分一人を善として、相手を排除する考え方に真の安らぎはありません。
	善と悪に固執する偏見を破り、対立の構図を解消できるのは仏の智慧だけであります。聖人は、仏法がひろまり、世のなかが安穏であることを願われました。
	そのおこころをいただいて、宗祖の750回大遠忌を迎える今、スローガンといたしました。
亀本順子さん(福井県・元海寺坊守) 応募作品「世のなか安穏なれ 仏法ひろまれ」
藤原眞琴さん(島根県・西楽寺住職) 応募作品「佛法弘まれば 世の中安穏なり」 
親鸞聖人750回大遠忌法要のおつとめとして、「従来の声明(しょうみょう)を中心にしたもの」宗祖讃仰作法(しゅうそさんごうさほう)
	第一種並びに宗祖讃仰作法第二種、「西洋音楽的要素を加味したもの」宗祖讃仰作法第三種(音楽法要)が制定されました。
	
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			このロゴマークは親鸞聖人750回大遠忌と親鸞聖人のローマ字表記頭文字「S」をかたどり、
			曲線が結びつくことで人と人のふれあいを表現し、
			基幹運動総合基本計画スローガン「ともにいのちかがやく世界へ」の意味も込めました。
			また、6本の曲線は「仏旗(ぶっき)」の6色を表しています。 なお、このロゴマークは浄土真宗本願寺派が商標登録をしています。  | 
		
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