Sotto ひとりぼっちにしない-認定NPO法人 京都自死・自殺相談センター
どうしようもなく心が張り裂けそうな時、その気持ちを大切に受けとってくれる、あたたかな存在は、何者にも代えがたい心の居場所となります。
Sotto は、死にたい気持ちを抱えた時、そんな心の居場所こそが、まずもって必要なのだと考えています。金銭的援助、就職斡旋、治療など具体的な問題解決こそできませんが、まずは、自分は居て良いのだと実感できることが大切だと信じ、活動しています。
このページでは、コロナ禍で世界が大きく変化している今、Sottoで活動されている方が『本願寺新報』へ寄稿いただいたメッセージを紹介していきます。
どのような状況でも、苦悩する気持ちを変わらず受けとる
Sotto相談員 安部智海(本願寺派総合研究所研究員)
新型コロナのパンデミック(世界的大流行)からまもなく2年になろうとしています。環境が一変し、不安を抱えながら生活している人も多いのではないでしょうか。ここでは、認定NPO法人 京都自死自殺相談センター(Sotto)相談員の安部智海さん(本願寺派総合研究所研究員)に、新型コロナが流行する中でのSottoの活動の現状について執筆してもらいました。
どのような状況でも、苦悩する気持ちを変わらず受けとる(PDF)
本願寺新報2022年1月20日号
死にたいほどの悩みを抱える若い人へ
Sotto理事 野呂 靖(龍谷大学准教授)
長引くコロナ禍は、収束の見通しさえついていません。この重く苦しい社会の中で、若年層の自死が増えています。一人で思い悩み、苦しむ若者に少しでもメッセージを送れればと、「死にたいほどの悩みを抱える若い人へ」というテーマで、認定NPO法人 京都自死・自殺相談センター(Sotto)理事の野呂靖さん(龍谷大学准教授)に執筆いただきました。
死にたいほどの悩みを抱える若い人へ(PDF)
本願寺新報2021年8月20日号
もし死にたいほどに追いつめられているならばSottoにつながってください
Sotto代表 竹本了悟(奈良県葛城市・西照寺住職)
2020年の自殺者は2万919人と前の年より750人増え、リーマンショック直後の2009年以来、11年ぶりに増加に転じた。特に目立つのが女性の増加。この問題を私たちがどのように受け止めていけばよいか、自死の苦悩を抱えた人の声に耳を傾け、心の居場所づくりを続ける認定NPO法人 京都自死・自殺相談センター(Sotto)代表の竹本了悟さん(奈良県葛城市・西照寺住職)に執筆いただきました。
コロナ禍 自死の苦悩に耳を傾ける(PDF)
本願寺新報2021年2月10日号
認定NPO法人京都自死・自殺相談センター「Sotto」https://www.kyoto-jsc.jp/
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