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Sotto ひとりぼっちにしない-認定NPO法人 京都自死・自殺相談センター

トピックス2022.02.04
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 どうしようもなく心が張り裂けそうな時、その気持ちを大切に受けとってくれる、あたたかな存在は、何者にも代えがたい心の居場所となります。

 Sotto は、死にたい気持ちを抱えた時、そんな心の居場所こそが、まずもって必要なのだと考えています。金銭的援助、就職斡旋、治療など具体的な問題解決こそできませんが、まずは、自分は居て良いのだと実感できることが大切だと信じ、活動しています。

 このページでは、コロナ禍で世界が大きく変化している今、Sottoで活動されている方が『本願寺新報』へ寄稿いただいたメッセージを紹介していきます。

どのような状況でも、苦悩する気持ちを変わらず受けとる

Sotto相談員 安部智海(本願寺派総合研究所研究員)

 新型コロナのパンデミック(世界的大流行)からまもなく2年になろうとしています。環境が一変し、不安を抱えながら生活している人も多いのではないでしょうか。ここでは、認定NPO法人 京都自死自殺相談センター(Sottoソット)相談員の安部智海さん(本願寺派総合研究所研究員)に、新型コロナが流行する中でのSottoの活動の現状について執筆してもらいました。

死にたいほどの悩みを抱える若い人へ

Sotto理事 野呂 靖(龍谷大学准教授)

 長引くコロナ禍は、収束の見通しさえついていません。この重く苦しい社会の中で、若年層の自死が増えています。一人で思い悩み、苦しむ若者に少しでもメッセージを送れればと、「死にたいほどの悩みを抱える若い人へ」というテーマで、認定NPO法人 京都自死・自殺相談センター(Sottoソット)理事の野呂靖さん(龍谷大学准教授)に執筆いただきました。

もし死にたいほどに追いつめられているならばSottoにつながってください

Sotto代表 竹本了悟(奈良県葛城市・西照寺住職)

 2020年の自殺者は2万919人と前の年より750人増え、リーマンショック直後の2009年以来、11年ぶりに増加に転じた。特に目立つのが女性の増加。この問題を私たちがどのように受け止めていけばよいか、自死の苦悩を抱えた人の声に耳を傾け、心の居場所づくりを続ける認定NPO法人 京都自死・自殺相談センター(Sottoソット)代表の竹本了悟さん(奈良県葛城市・西照寺住職)に執筆いただきました。

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コロナ禍 自死の苦悩に耳を傾ける(PDF)
本願寺新報2021年2月10日号

認定NPO法人京都自死・自殺相談センター「Sottoソットhttps://www.kyoto-jsc.jp/


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