宗務の中期計画「ともにお念仏申す身となる」
宗務の中期計画スローガン「ともにお念仏申す身となる」概説
阿弥陀さまは、生死の苦しみを自らの力では超えることのできないわたしたちをご覧になり、浄土に往生せしめ、仏と成らしめようと本願をおこしてくださいました。その本願のはたらきは、「南無阿弥陀仏」の名号となって、私たちに至りとどいています。宗祖親鸞聖人は、その名号には、「われにまかせよ、必ず救う」という阿弥陀さまの本願のおこころが込められていると明らかにされました。 「お念仏申す身となる」とは、阿弥陀さまの本願のおこころを聞かせていただき、そのはたらきを疑いなく信じよろこぶところに、おのずから「南無阿弥陀仏」と申す身とならせていただくということです。 「南無阿弥陀仏」の名号に込められた阿弥陀さまの本願のおこころは、お釈迦さまによって説き示され、七高僧をはじめとする祖師方によって明らかにされてきました。親鸞聖人は、恩師法然聖人を通して、その法然聖人もまた、善導大師をはじめとする祖師方を通して、「われにまかせよ、必ず救う」という本願のおこころに遇われました。こうして、阿弥陀さまのはたらきの中で、本願のおこころを聞かせていただくご縁が、今日の私たちにまで受け継がれてきたのです。 聖人は、そうしたご縁の中で、ともに本願のおこころを聞いて、お念仏申す人々を、御同行・御同朋として大切にされました。そして、阿弥陀さまの大悲のはたらきが至りとどいているところに教えが弘がり、わたしたちがお念仏をよろこぶ身とならせていただく姿が、仏恩報謝となると示されています。 「ともにお念仏申す身となる」とは、先人方とともに、いま有縁の方々とともに、そしてこれからの人々とともに、阿弥陀さまの本願のおこころを聞かせていただき、そのはたらきを疑いなく信じよろこぶところに、「南無阿弥陀仏」とお念仏申す身とならせていただく歩みであるのです。
ロゴマークについて
このたび、令和8年度より令和12年度までの5会計年度において推進いたします「宗務の中期計画」のスローガン「ともにお念仏申す身となる」について、中期計画の重点施策「住職総参拝の実施」をはじめとした関連諸行事の機運を高めること、また宗門一体となって中期計画を推進していくため、ロゴマークを制作いたしました。
つきましては、一般寺院等における寺報やホームページ、研修会資料等へ掲載するなど、各般にご活用ください。
~デザインについて~
・3つの蓮のつぼみは、「僧侶・寺族・門信徒」がともに合掌する姿を表しています。また、蓮のつぼみには、お念仏のみ教えが次代へと受け継がれ、やがて花開いていくことへの願いを重ねています。@>
・蓮の根もとから広がる波紋は、お念仏のみ教えが宗門内外、さらに世界へと広がっていくことを表しています。@>
・柔らかく穏やかな色調により、安心感とあたたかさを大切にしたデザインとしています。@>
※以下サムネイルをクリックすると、大きな画像が表示されます。
宗務の中期計画について
中期計画の理念 宗制に掲げる「あらゆる人々に阿弥陀如来の智慧と慈悲を伝え、もって自他共に心豊かに生きることのできる社会の実現に貢献する」という宗門の基本理念の実現をめざし、宗門を構成するすべての人々に基本理念の共有化を図り、一人ひとりが参画し、実践できるような取り組みや目標の重要性を認識するうえから、短期的な結果に左右されることなく、中長期的な視点に立ち、僧侶、寺族及び門徒が協同して、それぞれの立場を生かして取り組みを進めることができることを理念として計画されました。 計画の詳細はPDFをご参照ください。