大分教区速見組寶蓮寺ご門徒有志 速見組内各葬儀場備付経本の作製

大分教区速見組寶蓮寺(大分県別府市)のあるご門徒さんが通夜や葬儀の際に、参列者が導師と一緒に『正信念仏偈』をお勤めできるようにという思いから、葬儀場備付経本を作製されました。
◆経本作製の経緯
私が所属する寶蓮寺では、通夜や葬儀の際にご住職が経本のコピーを配布し、住職と門徒が一緒に『正信念仏偈』をお勤めしています。しかし、あるとき、別の真宗寺院の葬儀に参列した際に門徒が導師と一緒にお勤めをしないことが気になりました。もし、手元にお経本があればみんな一緒にお勤めができるのではないかと思い、お経本の作製を考えました。
作製にあたっては、2025年夏に開催した速見組総代研修会の際に組長さんに相談し、その後、法中会にて協議をしていただきましたが、組として作製することは難しいという判断でした。それならば個人で作製できないかと思い、組長さんに相談のうえ、自費で作製するに至りました。
◆経本作製への思い
最近は、通夜や葬儀の席で門徒がお勤めをしないことが増えたように思います。父親が亡くなってから、『正信念仏偈』に触れ、真宗のみ教えがより身近になり、大切にしたいと思うようになりました。いまは、少子化や寺院離れが進んでいる現状もあり、浄土真宗の将来を心配しています。このお経本を通じて、み教えが速見組内の方々に広まるきっかけになればと思っています。また、通夜で法話が行われないこともあり、浄土真宗のみ教えを伝える機会を逸しているのではないかと危惧しています。
ご法話の際には、手元のお経本の一節を取り上げてお話をしていただければ、いままでみ教えに興味がなかった人や若い人を含む参列者の皆さんの興味がわくのではないかとも思っています。
2025年夏に作製を検討してから約半年、12月末頃に完成し、速見組内の各葬儀場にお渡しをしました。速見組内のご住職、ご門徒の皆さまに広く使用していただけることを期待しております。