もうすぐ大学を卒業して社会人になります。学生じゃなくなるのが嫌でたまりません。どのように切り替えたらいいでしょうか。
(20代 大学生)
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A嫌だという気持ちを認めて、少しずつ切り替えよう
春は新しい生活が始まる季節。大きな転換期を迎えられる方は、今回の質問者さまに限らず多くいらっしゃると思います。自分の記憶を紐解いても、そういうときは希望と不安が胸に渦巻いていました。そして不安の方が、ずっとずっと大きかったです。
さて、「学生じゃなくなるのが嫌でたまらない」という質問者さまですが、なぜ嫌なのでしょうか。新しい生活を迎えるにあたって不安だから、社会人として今まで以上に責任を負わ…なくてはいけないから、といった気持ちが混じりあって今の心境が生み出されているのだと思います。ですから、まず一つの方法として「嫌だ」という感情に向き合ってみてください。一気に「切り替える」のはしんどいです。だから「嫌だ」と思っている自分を認める。認めたうえで、「じゃ、なぜ嫌なの?」と自分に問いかけてみてください。理由がわかれば対策が立てられます。対策が立てられれば、対処ができます。対処ができたら、解決が近づき、少しずつ「切り替える」ことができるのではないでしょうか。
また、「ChangeはChance」とも言います。変化を表す「Chenge」のgをcに入れ替えたら「Chance」になります。社会人になるという大きな「Change」は、質問者さまを成長させる大きな「Chance」でもあります。そんな希望に目を向けるのも大切かもしれません。いずれにせよ、「嫌」の気持ちを切り替えるのは簡単ではありません。また、「嫌だと思っている自分」を否定すると、さらにしんどくなります。ですから、その感情を抱える自分を認めてあげてください。
最後に。嫌だ嫌だと思っていても、いざ始まってみると何とかなるもの。振り返ってみると「何であんなに嫌だったのだろう」と、懐かしく思い出されるようになりますよ。
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