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本願寺年中行事について

トピックス2022.01.01

浄土真宗本願寺派の本山 本願寺にて行われる法要・行事などを紹介します。
最新情報については記事へのリンクを掲載しています。

また、法要への出勤を希望される方はこちらをご覧ください。

1月1日

元旦会・修正会

新しい一年をお念仏とともに生きる決意を新たにするため、真実の教えに生かされる身の幸せを喜び、阿弥陀さま、宗祖親鸞聖人にごあいさつする法要です。

1月9日~16日

御正忌報恩講

真実のみ教えをお示しくださった親鸞聖人のご苦労に感謝し、阿弥陀さまのお救いをあらためて心に深く味わわせていただく法要です。
親鸞聖人の33回忌のご法要にあたり、本願寺第3代覚如上人がそのご遺徳を讃仰するため『報恩講私記』をご制作になられ、以来、本願寺では親鸞聖人の祥月命日の法要は御正忌報恩講として、お勤めしています。

2月7日

如月忌

仏教婦人会の創設・発展にご尽力され、さらには大正12年に発生した関東大震災の際には、自らも築地本願寺で被災されながらも、他の被災者の救済に努められるなど、広く社会事業にご尽力された九條武子さまを偲んでお勤めする法要です。

3月12日

本山成人式

一人の成人として社会に旅立つにあたり、これまでお育てにあずかった方がたへの感謝の気持ちをあらわすとともに、浄土真宗のみ教えを聞いて人生を歩んでいくことを阿弥陀さまに奉告する儀式です。

3月17日~23日

春季彼岸会

「彼岸」とは、阿弥陀さまのさとりの世界、お浄土のことを表します。
さまざまな煩悩に生きる私たちの生活のなかで、夕日が真西、お浄土の方向に沈む春分の日を中心とした1週間、お浄土に想いをはせ、聞法する法要です。
春・秋の彼岸会は、インドや中国にはなく、日本で始められた仏教行事といわれ、各宗ともに修行をするのに好ましい時節としてお勤めされています。

4月13日~15日

立教開宗記念法要(春の法要)

親鸞聖人が、『顕浄土真実教行証文類(教行信証)』を著された1224(元仁元)年より、700年目にあたる1923(大正12)年4月15日から7日間、立教開宗700年を記念する慶讃法要が勤められました。
その後、親鸞聖人が浄土真宗のみ教えを明らかにされたことを記念し、毎年4月15日を立教開宗記念日と定めてお勤します。

5月19日

誕生会(日野誕生院宗祖降誕会)

日野誕生院は、親鸞聖人が誕生され、幼年期をすごされたゆかりの地です。
1828(文政11)年、本願寺第20代宗主広如上人が、親鸞聖人ご誕生の地にお堂を建立されたことに始まります。現在のお堂は、1931(昭和6)年の建造物であり、一般的な真宗寺院とは異なった平安時代の寺院様式が取り入れられています。
親鸞聖人6歳の御姿を写した「幼童の御影」を奉懸し、誕生を祝う法要をお勤めします。

5月20日、21日

宗祖降誕会

浄土真宗を開かれた親鸞聖人は、1173(承安3)年5月21日、京都伏見の日野の里でお生まれになったと伝えられています。日野の里では、江戸時代からご誕生をお祝いする行事が行われていたようです。
本願寺では、1874(明治7)年5月21日、第21代宗主明如上人によってお勤めされ、現在は、5月21日・21日の両日に法要をお勤めし、あわせて雅楽献納会・祝賀能・茶席なども行っています。

6月1日、2日

広如忌(角坊)

角坊は、親鸞聖人が晩年に住まわれた「善法坊」跡とされ親鸞聖人ご往生の地です。
本願寺第20代宗主広如上人が、親鸞聖人600回大遠忌を迎えるにあたり、調査研究を行い、現在の角坊の地である善法坊跡を「ご往生の地」と定められ、1857(安政4)年に坊舎を建立されたことに始まります。
現在は、毎年6月1日・2日の両日に法要をお勤めしています。

6月5日~8日

大谷本廟納骨・永代経総追悼法要

大谷本廟は、親鸞聖人のご遺骨が納められている御廟所であり、浄土真宗の門信徒の方がたが、親鸞聖人のみあとを慕い、この地に納骨されている大切な場所です。
この法要では、先に浄土に往生され仏となられた方の在りし日の面影をなつかしみ、また、阿弥陀さまの本願の救いにであえたことを喜ばせていただきます。

7月20日~22日

朝の法座(大谷本廟)

1957(昭和32)年8月7日~11日「黎明講座」として開催したものを起源とします。1958(昭和33)年4月11日~16日、大谷本廟において親鸞聖人700回大遠忌法要の予修法要を機に、名称を「朝の法座」を改称しました。
本年は、7月20日~22日までの3日間にわたって開催し、今年で63回を迎えます。
また、京都市内の寺院では、夏のこの時期に「暁天講座」として法座がひらかれ親しまれています。

8月14日、15日

盂蘭盆会

盆会は、お釈迦さまの弟子・目連尊者の母が、仏法によって餓鬼の世界から救われたという故事から起こったといわれています。
本願寺では、亡き人を偲びつつ、仏恩に感謝するご縁として、8月14日・15日の2日間にわたってお勤めしています。

8月15日

戦没者追悼法要

戦争で犠牲になられたすべての方々を追悼し、二度と繰り返してはならないという平和への決意と、あらためて阿弥陀さまに救いとられている「いのち」に感謝する法要です。

9月18日

千鳥ヶ淵全戦没者追悼法要(東京・国立千鳥ヶ淵戦没者墓苑)

宗門として、悲惨な戦争を再び繰り返してはならないという平和への決意を確認するため、毎年9月18日に、東京・国立千鳥ヶ淵戦没者墓苑においてお勤めしています。法要では、国籍、思想、信条を超えて、すべての戦争犠牲者を追悼し、平和への誓いを新たにします。

9月20日~26日

秋季彼岸会

「彼岸」とは、阿弥陀さまのさとりの世界、お浄土のことを表します。
さまざまな煩悩に生きる私たちの生活のなかで、夕日が真西、お浄土の方向に沈む秋分の日を中心とした1週間、お浄土に想いをはせ、聞法する法要です。
春・秋の彼岸会は、インドや中国にはなく、日本で始められた仏教行事といわれ、各宗ともに修行をするのに好ましい時節としてお勤めされています。

10月15日、16日

龍谷会(大谷本廟報恩講)

親鸞聖人のご遺徳を偲び御恩に報謝する、大谷本廟でつとめられる報恩講です。
法要前には、集会所から明著堂まで、導師を中心に諸僧・諸役が雅楽の演奏とともに行列を整えて参進する「庭儀」があり、厳粛なお勤めがはじまります。

11月22日、23日

全国門徒総追悼法要(秋の法要)

この1年間に往生された、すべての門信徒の方々を追悼する法要です。
期間中には、日頃より仏教讃歌に親しむ門信徒が本山に集い、ご本尊である阿弥陀さまの御前で合唱する「本願寺音御堂」や本山の秋の風物詩として知られる「本願寺献菊展」も開催しています。

12月20日

御煤払

本願寺では新年を迎えるにあたり、毎年12月20日に御煤払を行っています。
門信徒ならびにご縁のある方がたとともに、国宝の阿弥陀堂や御影堂などに溜まった1年のほこりを払う様子は、京都の年末の風物詩となっています。

12月31日

除夜会

本願寺では、過ぎし1年を振り返り、仏祖の恩徳を仰ぐ法要です。

近年の法要・行事等

1991(平成3)年 顕如宗主400回忌法要・本願寺寺基京都移転400年法要
1993(平成5)年 立嗣奉告法要
1998(平成10)年 蓮如上人500回遠忌法要
2009(平成21)年 御影堂平成大修復完成奉告法要
2011(平成23)年 親鸞聖人750回大遠忌法要
大遠忌サイトバナー
2012(平成24)年 親鸞聖人750回大遠忌法要御正当
2016(平成28)年 第25代専如門主伝灯奉告法要
伝灯奉告サイトバナー
2017(平成29)年 第25代専如門主伝灯奉告法要御正当
2023(令和5)年 親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要
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