浄土真宗本願寺派のご門主のお言葉
ご消息・ご親教

第25代門主 釋専如 大谷 光淳
親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要御満座の消息
本年3月29日より5期30日間にわたってお勤めしてまいりました親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要は、本日をもってご満座をお迎えいたしました。このたびの50年に一度のご勝縁に国内外より多くの方々にご参拝いただき、厳粛かつ盛大にご法要をお勤めすることができましたのは、仏祖のお導きはもとより、僧侶・寺族・門信徒など有縁の方々のご懇念のたまものと心より感謝申し上げます。
私たちが浄土真宗のみ教えを確かな依りどころとして生きることができるのは、親鸞聖人が『顕浄土真実教行証文類』(教行信証)を著され、『仏説無量寿経』に説き示される阿弥陀如来の本願名号の真実の教えを明らかにされるとともに、聖人のみ跡を慕う多くの先人方が、み教えに生かされる喜びを今日まで大切に伝えてこられたからに他なりません。
ご消息
ご親教(ご門主の法話)
念仏者の生き方
2016(平成28)年10月1日、第25代専如門主伝灯奉告法要の初日に、専如ご門主はご親教「念仏者の生き方」をお示しくださいました。このご親教はその題名にある通り、私たち念仏者が浄土真宗のみ教えに出遇う、阿弥陀如来の救いにあずかることによって、それまでの私たちの生き方がどのように変えられ、この現実世界でどのように生きていくようになるかを示された大切なご教示です。
「念仏者の生き方」に学ぶ
「私たちのちかい」
2018(平成30)年11月23日、全国門徒総追悼法要の後に専如ご門主はご親教を述べられ、「『念仏者の生き方』を皆様により親しみ、理解していただきたい」という思いから、その肝要を『私たちのちかい』として次の四カ条にまとめお示しくださいました。
「私たちのちかい」を通して
「浄土真宗のみ教え」
2021(令和3)年4月15日、立教開宗記念法要の後に専如ご門主はご親教を述べられ、「私たちも(親鸞)聖人の生き方に学び、次の世代の方々にご法義がわかりやすく伝わるよう、ここにその肝要を『浄土真宗のみ教え』として味わいたい」として「浄土真宗のみ教え」をお示しくださいました。